【最低限知っておきたい】サラリーマンの労災保険
本ページではサラリーマンが最低限知りたい労災保険の知識を押さえておきます。
また2020年9月時点での記事です。ルールが改訂される場合がありますのでご注意下さい。
労災保険とは
勤務中または通勤中に事故に遭った場合に保険金が下りる制度。労働者を雇っていれば加入しなければならないと法律で決められている。
保険費用の負担
全額会社負担です。負担率は職種によりピンキリです。通常のオフィスワーカーは賃金の0.3%でしょうか(参考リンク)
労災が下りるケース
仕事が要因となったケガや病気が対象です。通勤時も含みます。
支払われる額
年金として継続的に支払われる等級(第一級~第七級)と一時金として支払われる等級(第八級~第一四級)があります。
第一級(両目失明など)で年間で対象者の平均賃金313日分、第五級(手の損失など)で年間184日分です。第十三級(小指を失うなど)は日給101日分となります。
死亡した場合は遺族年金という形での支給(遺族の人数により153~245日)となります。