【感想】本『最高の体調』
記事を書いている時点ではAmazonプライムで無料で読める鈴木祐さん著『最高の体調』。丁度Youtube大学でも取り上げられていましたね。かなり素晴らしい本でした。
超優秀オールラウンド健康本
不安、ストレス、価値観、死との向き合い方、生産性の上げ方まで、充実しており、どれも納得出来る内容です。
古来の生活との剥離
人間の体はまだ狩猟民族の時代から、大きく進歩している訳ではありません。体調悪化を「文明病」と称し、古来の生活や人間の体の仕組みから、その原因を説明しています。
結局規則正しい生活
食べ過ぎない、十分な睡眠、自然に触れ合う、友達を作る。結局規則正しい生活に行き着きます。健康本を読む事は、規則正しい生活をする動機付けを強くする為の理由と言っても良いでしょう。
【オススメ】不安障害対策
不安に関する話題はあまり見たことが無かったので、とても勉強になりました。ここも古来の生活にて、猛獣、毒、飢えなど、直近の不安しかなかったと言います。人間は未来の危険には対応出来ないんだそうです。「アフリカ人には未来という感覚がない」という話があります。とてつもなく奥の深い話です。現代人にフィットする形として、「未来を今事として捉える」ヒントがいくつも書かれています。
古代との差分
古代との違いとして、阻害する要因を「多すぎる」「少なすぎる」「新しすぎる」分類をしています。1ページ、リストにしてあります。このリスト、かなり気付きを与えてくれます。ここもオススメポイントです。
その他
死の考え方、価値観についての話、心のケアも本書で出来ます。読む人に合わせて、どこか必ず刺さるポイントが出てくる筈です。