【S&P500/全世界株 崩壊】インデックス投資終焉の時は来る???【未来予測】

投資

長期で見ると鉄板の投資手法は「S&P500(or全世界) インデックス投資」。これは過去の統計が示しており、人口増加し続ける限り、右肩上がりなのは間違いない!
みなさんはどう思いますか?本当にそうなんでしょうか?

私はすぐ最悪の事態を想像してしまう人間です。本記事は過剰にインデックス投資行う弊害について考えた結果を残す意味で作成しました。

なぜS&P500は好調なのか

答えはGAFAをはじめとしたアメリカ企業が世界を牛耳っているから、です。S&P500はアップル、マイクロソフト、アマゾン、アルファベット(Google)を始めに世界に向けての商売をしています。インターネットの発達でサービス対象を世界全体に向ける事が出来、各分野のプラットフォームのトップが世界を独占出来る構図が発生していると言えます。そのトップ企業はアメリカに集中したのが、S&P500が伸びている大きな要因です。

全世界株にしても同じ話で世界上位の株価が上がれば良い訳ですから、世界上位の会社が世界を牛耳れば牛耳る程、全世界株の価格は上昇します。

世界を牛耳るプラットフォーム崩壊の可能性

世界の多くの人が特定のプラットフォームを集中して利用する状況が無くなる可能性について。例え世界のGDPが右肩上がりでも一部の企業による世界独占(寡占)状態が崩壊し、今より多くの企業が活躍する状況になったとき、アメリカないし世界の上位企業の指標が下がる事が予想されます。例えば、トップ企業の独占濃度が10倍に薄まったとするとインデックス値が1/10になってもおかしくありません。
※すいません、結構適当な例えですが、言いたいリスクが伝わればOKとして下さい。

Web3がその引き金になる???

で、Web3の設計思想として独占的プラットフォームから分散型への移行の引き金に・・・と言われています。全然詳しくないので威張って説明出来ませんが、情報革命のシナリオ(レール)の構築が着実に進んでいるのは確かです。DAOの技術で株式の代わりにトークンを基軸とした組織になると、現在の証券会社で取り扱っている株ですら無くなる訳で、現状のS&P500や全世界株の外の枠組へと生産活動がシフトしてしまうことになります。

(当たり前の話)投資はリスクが伴うものなんです!

投資系インフルエンサーがインデックス投資を勧めていたので、深く考えずに始めてしまった人はもう一度投資額/投資割合と最悪の事態を想定して、ポートフォリオを見直すのが良いと思います。結果論、自分の投資が正解だったと言えるかもですが、その投資に自分の意思と責任がなければ、うまくいかなかったとき、自己嫌悪に陥るかもしれないし、他人に八つ当たりするかもしれないです。

余談:スイスフランショックで200万負け(FX)を回避した話

今は全くやっていませんが、昔素人知識でFXをしていました。当時、スイスフラン攻略(?)みたいなものがあって、1ユーロが1.2スイスフランを下回らないような為替介入があり、1.2付近でユーロを買えば損をしない構造になっていました。本心ちょっと疑いつつも、まわりの情報は「手堅い」との評判で信じて取引していました。しばらく取引を続けていくうちに1.2ラインをコンコンぶつける(というかべったりひっつく)状況が多くなり、私はメンタル負けして手を引きました。

その後はチャートだけ覗く日々を過ごしていましたが、突然1.2より下に大きく突き抜ける状況を目の当たりにしました。為替介入突然やーめたの構図です。「これが地獄か」と本当に思いました。口座に200万入れており、運用していたら余裕で全額、いや強制ロスカット間に合わずそれ以上取られていたと思います。

今思えば、それはFXだからね、というのもありますが、実際スイスフランショックで証券会社が倒産していますし、金融に詳しいプロでも圧倒的に予想を裏切られる一例にはなるのかなと。

インデックス投資にしても「手堅い」印象で昨今持て囃されていますが、立派な理屈があったとしても大火傷する確率もあるということはリスクとして捉えておきたいです。

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