【提言】全財産貯金だけは本当に危険です【資産減らしたくない人こそ投資】

投資

貯蓄:預金だけはギャンブルです。

更新月:2023/7
本記事は私の資産形成の基盤となる考え方を示したものです。

投資の事よく分からない、株の事をよく分からない、忙しい、お金が無い、など色んな理由で資産は預金だけという人と多いと思います。株や債券などの金融商品に手を出さない事で見た目の、額としての資産は減りません。ですが、実際は資産が減っています。意味不明な内容に聞こえるかもしれませんが、理由があります。

物価の上昇

簡単に言うと、「物価の上昇」により相対的に貧乏になるということです。日本では30年上がらなかった物価がここに来て高くなりました。

もし1000円の商品が物価高騰により1万円になれば、手持ちの財産の額は変わりませんが、購入出来るものが1/10になったので、資産は大幅に減ったと捉えます。

物価が上がる要因は2つあります。

1. 景気維持の設計都合

毎年2%のゆるやかな上昇は経済の活性化に繋がるため、基本的には物価は上がるものだと捉えた方が良いです。

2. 日本円の価値低下

昔は技術大国・経済大国だった日本も今では他の先進国に遅れを取りました。日本製品は売れなくなり、世界的に日本円の価値が落ちました。日本人の立場で見ると輸入するためには、安い日本円を多く出さないと売ってくれない状況となるわけです。

まとめると

物価は高くなり続けるので所持していた日本円の価値は下がる一方です。働いて稼いだお金を何もせず日本円で持ち続ける事は、穴の空いたバケツに水を入れているのと同じです。

では何すれば良いの?

資産の分散をお勧めします。日本円だけでなく、株や不動産、ゴールドなどに分ける事です。どれかが値崩れしても共倒れになり難いです。庶民の資産形成でお勧めはインデックスファンドの積立投資と言われますが、ただただ資産を減らしたくない人もインデックス運用を取り入れる事がポイントになってきます。とりあえず、現金と株式を半々で持つのを基本として、個人に合わせて割合を変えたりバリエーションを増やしたりになるのかなと思います。

関連記事