【ふるさと納税】控除上限額をシミュレーション使わず計算で求める

倹約/ポイ活

担当夫
年末に差し掛かり、本年度に係る税控除の要素が明確になってきたので、手動でふるさと納税控除上限額を計算してみました。

ふるさと納税控除上限額の求め方(概要)

1. 収入を求める
2. 控除額の合計を求める
3. 課税所得を求める
4. 住民税(特例)最大額を求める
5. ふるさと納税控除上限額を求める

ふるさと納税の控除先と控除上限額

ふるさと納税の控除先と控除上限額は以下になります。
1. 所得税控除分:(ふるさと納税 – 2000) × 所得税(各人による%)
2. 住民税(基本)控除分:(ふるさと納税 – 2000) × 住民税(10%)
3. 住民税(特例)控除分:(ふるさと納税 – 2000)(手順1.2で引かれた残り)
★ポイント:但し、3の最大値は住民税額(=住民税所得割額)の20%

ふるさと納税額が住民税所得割額の2割を超えると、控除されず自腹になります。
なので、住民税所得割額の2割はいくらなのか求めると最大値が分かります。
住民税所得割額を求めるには課税対象額を求める事が必要です。
課税対象額を求めるには各控除額を求める事が必要です。

具体的な計算

年末調整の紙書いたのでデータが揃いました。
年収:500万(肝心なところが適当)
給与所得控除:144万
基礎控除:48万
配偶者特別控除:38万
生命保険料控除:92960
地震保険控除:8092
社会保険料控除:72万(適当)
住宅ローン控除:33100 ※税額控除は計算には使わない。

課税対象額=500万-144万-48万-38万-92960-8092-72万=1878948
所得税所得割額:1878948*0.05=93947
住民税所得割額:1878948*0.1=187894
★ふるさと納税-住民税(特例最大額):187894*0.2=37578
ふるさと納税控除上限額=37578*(100/85) + 2000=46210≒46000

こんな感じで計算出来ます。

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