本感想『スタンフォード式 最高の睡眠』
今回はYoutube大学でも紹介された西野精治さん著『スタンフォード式 最高の睡眠』で感じたこと、ためになったところを纏めておきたいと思います。
理想の睡眠時間
人それぞれ。被験者をベットに入れた実験では睡眠時間が平均8.2時間に落ち着いたそうです。十分な時間を作って自然に目覚めるところが理想の時間だと(直接は書かれてなかったですが)判断しました。最低でも6時間は寝て欲しいとのこと。
睡眠のゴールデンタイムの話は無し
ネットで調べても睡眠のゴールデンタイム(22時〜26時)の確かな根拠は出てきませんでした。何時に寝るかは自分の生活習慣に合わせて決めるで良さそうです。
黄金の90分
本書ではゴールデンタイムならぬ、「黄金の90分」(入眠後最初の90分)の大切さが語られています。この90分は最初のノンレム睡眠を指しており、後述する睡眠の働きはこの時間帯が1番働きます。黄金の90分を如何に良い睡眠に持っていけるかがポイントですね。
睡眠の働き
1 脳と体に休息を与える
2 記憶を整理・定着させる
3 ホルモンバランスを整える
4 免疫力を上げる
5 脳の老廃物を取る
昼寝20分!
長すぎない昼寝を推奨しています。コンディションの回復だけでなく、30分未満の昼寝をする人はしない人に比べて認知症発症率が7分の1とのこと。本当だったら、やるしかない!1時間以上昼寝すると、認知症発症率は逆に2倍になるそうです。
睡眠までのスケジュール
本書をそのままトレースすると、
就寝90分前:入浴完了
就寝60分前:食事完了
寝る前:スマホ使わない。そもそも頭を使わない。真っ暗にする。
睡眠:適性睡眠時間分寝る
起床時間:朝の光を浴びる、食事する(よく噛む)裸足で歩く
こんな感じ。私は普段以下のように生活しています。
就寝90分前:食事完了
就寝30分前:入浴完了
寝る前:何も考えず寝る
睡眠:22時〜5時
起床:目覚ましで起きる。鳴る前に目が覚める。二度寝せず、すぐ起きる。
睡眠時間もったいない?
充分な睡眠を得る事で起きているときの活動のパフォーマンスも上がります。勿論、本書では充分な睡眠を取る事を推奨されていますが、私も睡眠時間を削るほうがかえってもったいないと考えるようになりました。
睡眠時間を増やしてみた
本書を読んでから(実際はYoutube大学観てから)夜22時就寝、朝5時起床を心掛けています。それまでの睡眠時間は平均5時間でした。朝早いのは仕事上の関係です。昼飯を減らしている事も要因ですが、仕事中の眠気が激減しました。
体調は絶好調です。体に良い事として、睡眠時間確保、減食、運動(通勤徒歩往復1時間)を行ってるので、総合的な効果だと思います。